お香の使い方を紹介!センスのいいお香の使い方は?
旅館に行ったとき、ふわっとかおる香りは、なんだか落ち着きますよね。
鼻にツンとくる香りよりも、ほのかに香るほうが上品で、香りを楽しみやすいと思います。
今回は、おすすめのお香の使い方をご紹介します。
目次
お香の使い方
出典:お香 松栄堂 京都 旅館
ホテルや旅館、料亭でよく使われるのが「うずまき線香」です。
いつお客様をお迎えしてもいいように、長い時間、いい香りが楽しめるうずまき型のお線香をたいています。
玄関のドアを開けた瞬間、いい香りがただよってくるのは、お香のおかげなんですね。
好きな香りだと思ったら、「何の香りを使っているんですか?」と聞いてみるのもいいですね。
お香をたく場所にも、ひと工夫ありますよ。
お香は「ほんのりと香る」くらいが一番いいです。
あえて奥の部屋でお香をたくことで、玄関でもほんのりと香りを楽しめるのがセンスのいい使い方ですね。
部屋でお香を手軽に楽しむ
自分の部屋でお香を楽しみたいときは、スティック型のお線香が手軽に楽しめます。
旅館などは部屋が広いので、うずまき型をよく使いますが、お部屋の広さであれば、スティック型のお線香1本で充分です。
お香にはいろいろな種類、形がありますので、用途によって使い分けます。
お香の種類についてはこちらを参考にしてください。
お香を楽しむのに必要なもの
お部屋でお香を楽しんでみましょう!
ステップ1
まず一番最初に用意するものが「香立て(こうたて)」です。
香立てには、陶器製、ガラス製、木製、金属製など、さまざまな種類があります。
可愛い動物の香立てや、きれいなガラス細工の香立てもあるので、ついつい集めたくなります。
お部屋にお香立てを置いているだけで、インテリアのように楽しめますよ。
ステップ2
香立てを用意したら、次は香立ての下に置く「お皿」を用意します。
線香やお香スティックは火をつけて香りを楽しみますが、燃えるときに灰が下に落ちます。
受け皿があることで、灰が散るのを防ぎます。
受け皿は、お香専用のものである必要はありません。
家で使う食器皿や、小皿で大丈夫です。
灰が落ちても大丈夫な大きさを選ぶといいです。
お部屋の雰囲気に合わせて、可愛いお皿を用意してもおしゃれですね!
お香をたき終わったあとは、お皿の上の灰はこまめに掃除しましょう。
ステップ3
一番大切なのは、自分の好みの香りを見つけることです。
香りの種類は、和風、洋風、たくさんの香りがあります。
お線香を売っているお店が近くにあれば、実際に香りを確かめてから買うといいですね。
甘い香りが好きなのか、スーッとした香りが好きなのか、自分の好みをお店の方に伝えると、探しやすいですよ。
注意する点は、火をつける前のお香の香りと、火をつけて焚いたときの香りは違うことです。
専門店であれば、実際にたいた香りを試させてもらえます。
サンプルやお試しセットで、いろいろな香りを試してみるのもいいですね。
おすすめのお香
松栄堂の人気シリーズ「芳輪 堀川」です。
堀川のお香は温泉宿や旅館でもよく使われています。
なんともいえない、甘い香りが上品で、こころ落ち着きますよ。
香立てもついているので、すぐにお香が始められます。
松栄堂 堀川
スティック型20本入り
定価1,080円
白檀の甘みある、まろやかな香り
毎日お香をたく方には、こちらがおすすめです。
松栄堂 堀川 80本入り
定価3,240円
お香をたいた後の残り香を楽しむのも、お香の楽しみ方です。
人とすれ違ったときに、かすかに和風のいい香りがすると、ステキだなと思いますよね。
さりげない和の香りは男性にも似合いますよ。
香りに気をつかう男性も増えているので、父の日のプレゼントに香りがするものを贈ると、とても喜ばれます。
まとめ
お香について初心者の方でも、気軽に始められるのがお線香です。
いろいろなお香の種類を試していくと、自然と自分の好みの香りが分かってきます。
少し疲れたなと思うとき、好きな香りで癒されるのも素敵ですね。