お香と線香の違いってなに?部屋でお線香をたいてもいいの?
最近ブームになってきているお香。
趣味でお香を始めたいという方も増えてきているようです。
仕事や勉強で疲れたとき、気分を切り替えたいとき、部屋でお香を焚くと癒されますよね。
お香と同じようにお線香も香りを楽しめるのはご存知ですか?
でも「お香」と「線香」って何が違うのでしょうか?一緒に調べてみましょう。
目次
お香はいつからあるの?
お香の歴史を少し調べてみましょう。
日本で一番最初にお香が発見されたのは、なんと聖徳太子の時代です!
とはいっても、みなさんが見慣れているお香の形ではなく、香りがする「木」の状態で発見されました。
これを「香木(こうぼく)」と呼びます。香木とはお香の原材料でもあります。
香木についての詳しい内容はまたの機会に書きます。
もともと、香木と仏教には密接な関わりがあったので、日本に仏教が伝わったときには、香木の文化も一緒に入ってきたと考えられています。
それにしてもそんな昔から香りの文化があったとは驚きました。
お香が使われ始めたのはいつ?
聖徳太子の時代にお香の原材料はありましたが、使い方を知っている人がいませんでした。
お香の配合技術が日本に伝わったのは、聖徳太子の時代から150年後のことです。
なんと、お香の楽しみ方を伝えたのは、仏教を伝えたとする鑑真(がんじん)さんです。
仏教だけでなく、日常生活の中で香りを楽しむ文化にも影響を与えたんですね。
お線香ができたのはいつ?
お線香はいつからあるのでしょうか?
室町時代から線香が贈答品として使われている記録が残っています。
ただし、これは中国から輸入された線香だそうです。
日本産の線香が生まれたのは、江戸時代からだといわれています。
香木にくらべると、線香は新しいものなんですね。
お香とお線香は何が違うの?
出典:お香なら【香源香カフェ】
お線香はお香の一種です!
お線香は、直接火をつけて使うタイプのお香です。
「線香」と聞くと、仏前で使うイメージが強いですが、お香もお線香も、同じものということですね。
作り方、材料も、お香とお線香は基本的に同じなんです。
なので、お線香をお部屋でたいてリラックスするのも、お線香の使い方のひとつですね。
お香の種類
お線香はお香の種類のひとつということでしたが、お香は他にも種類があります。
◇線香
◇焼香・抹香(まっこう)
◇香木(こうぼく)
◇練香(ねりこう)・印香
◇匂い香・塗香(ずこう)
形も違えば使い方も全然違うので、それぞれいろいろな香りの楽しみ方があります。
お香って昔からあるだけに奥が深いです。
お線香の種類
お線香は字のとおり、「線」のように細いお香なので「線香」といいます。
今では色も形も、香りの種類もたくさんあります。
お線香の形によって使うシーンや場所を選んだりもしますね。
形は大きく分けて3種類あります。
◇スティック型
◇コーン型
◇うずまき型
スティック型は、一定の強さで香りを出せるオーソドックスなタイプです。
出典:薫寿堂のコーン型お香
コーン型のお香は、短い時間で香りを広げたいときに使います。
うずまき型は、長時間、香りを出したい時に使われます。
まとめ
お香も、お線香も、同じものだということが分かりました。
普段の生活に少し香りを足すことで、リラックスもできて、お部屋の空気も変えることができます。
その日の気分に合わせてお香をたくのも、おしゃれですね。
お香を始めてみようかなと思う方は、まずは自分の好きな香りを見つけるといいですよ!
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